質問リスト(黒塗りあり)
① 年齢(例 20代後半)
20代
② 性別
男性
③ いつの情報?(例 2023年頃)
2025年頃
④ 留学を決意した理由について当時を思い出して教えてください
当時を振り返ると、日本の上下関係の強さや柔軟性の低さに違和感を覚えたことが、留学を決意した一番の理由だったと思います。将来的に日本に限らず海外でも働ける選択肢を自分の中に持ちたいと考え、そのためには英語力が不可欠だと感じました。英語圏であり、かつ経済的に最も発展している国の一つである点に魅力を感じ、アメリカを選びました。
⑧ アメリカで住んでいてカルチャーショックはありましたか?
カルチャーショックと呼べるほどではありませんが、成果を出していれば自分の意見をある程度尊重してもらえ、少なくとも交渉の余地がある環境である点は、とても魅力的だと感じています。また、アメリカの大学は勉強が大変だと言われがちですが、成績を強く意識しないのであれば、日本の大学より少し頑張る程度という印象です。とはいえ、GPAは就職活動や大学院進学、奨学金の選考などで足切り基準として見られることが多いため、実際には多くの学生が一定レベル以上の勉強はしているように感じます。
⑥ アメリカの生活費について教えてください
奨学金を大学からいただいているので授業料、生活費合わせて年間$13,000程度です。家賃$5000, 食事$5000くらい。住んでいるところが寮ということもありますが、奨学金をもらっているので全ての金額を払っているわけではありません。確か、全く奨学金なしの状態だと生活費込みでおよそ年間$75,000だったと思います。
奨学金は大学からいただいており、合格時に大学から〇〇ドル奨学金をあげるからうちの大学に来てほしいという感じで提示されました。奨学金を得るには成績と課外活動、推薦状が関係あります。
⑦ 誰かから聞いた話でもいいですが、ビックテックに受かってびっくりする年俸を提示されたとかの話は聞いたことありますか?
就活の話はしますが、そこで給料の話はあまり出ないのでよくわかりませんが、GAFAMや金融テックは高いと感じます。
⑧ 周りの学生エンジニアはどんな企業を受けていますか?
周囲に日本人学生がいないため詳細までは分かりませんが、現地の学生の中には、Microsoftから内定を得ているクラスメートもいました。自分の大学は院進する学生が多いので、ガツガツ就活する学生があまりいない印象です。
⑨ 世の中にぶちまけたい事があればなんでも
日本のエンジニアの給与水準は、円安を考慮したとしても依然として低いと感じています。実際に現場で働く方々の話を聞く中で、個人の努力ではどうにもならない構造的な問題が存在していると強く思うようになりました。これはエンジニアに限った話ではありませんが、優秀な日本人がより良い環境を求めて海外に流出することは、個人にとっては合理的な選択である一方で、日本という国全体にとっては大きな損失だと思います。近年、新卒の初任給が引き上げられているという話も耳にしますが、年収の中長期的な推移や転職のしやすさをアメリカと比較すると、トータルで見た状況は大きく変わっていないのが現状だと感じています。
⑩ AIの発展は今後のキャリアの選択にどのような影響を与えそうですか
AIの発展によって「職種がなくなる」というよりも、「求められる人材の前提条件が大きく変わる」と感じています。エンジニアであっても単にコードを書けるだけでは価値を出し続けることが難しくなると思います。一方で、███████████████████████████████████████、むしろ高まっていくと考えています。
そのため、今後のキャリア選択においては、特定の技術スタックに固執するよりも、███████████████、自分なりに考え抜いて意思決定する力を軸に職種や企業を選ぶことが重要になると感じています。大学のOBでGoogleで働いている方にお話を聞いた時、選考時は███████████████████████████が重視され始めていると言っていました。
⑪ 某日系メガベンチャー企業を受けていたとのことですが、選考中に感じた企業のイメージについての感想を教えてください
選考を通じて感じたのは、新卒採用において既存の技術力やスキルよりも、ポテンシャルを重視している企業だという印象です。実際の面接では、特定の知識や正解を問われるというよりも、これまで自分がどのような経験をしてきたのか、またその背景にある考えや意思決定の理由を一貫して深掘りされる形式でした。
そのため、日常的に物事を考える習慣があり、何かを決断する際に自分なりに納得できる理由を持って行動してきた人であれば、特別な対策をしなくても、思考を言語化することで十分に対応できる選考だと感じました。
⑫ アメリカでCSの学生をやっていると聞きました。実際アメリカ新卒エンジニア就活はどのような状況なんでしょうか?
正直なところ、現在のアメリカにおける新卒エンジニア就職は、留学生にとって非常に厳しい状況だと感じています。インターン応募の段階で、将来的にビザサポートが必要かどうかを問われる項目があり、その時点で書類選考を通過できないケースが大半です。実際に、私よりも技術力や実績のある留学生であっても、書類選考の段階で落とされ、面接に進めない例を数多く見てきました。留学生のほとんどは院進するか自国に帰るかのどちらかです。
一方で、エンジニア市場は冷え込んでいると言われているものの、████████████████████場合、インターン獲得自体にはそれほど苦労していない印象があります。もちろん、インターン後にリターンオファーを得られるかどうかは個人の実力次第ですが、少なくとも選考のスタートラインに立てるかどうかという点で、██████████には大きな差があると感じています。
⑬ これからアメリカに留学したい学生に向けてアドバイスや教訓があれば教えてください
将来アメリカで働くことを目指しており、かつCS分野に強いこだわりがない場合は、Accounting専攻も一つの有力な選択肢だと思います。実際に、Accountingを専攻している留学生の友人の中には、在学中にインターンを獲得し、リターンオファーを受けて卒業後もアメリカに残って働いている人が多くいました。ビザや就職の現実を踏まえると、専攻選択は非常に重要だと感じています。
また、アメリカ留学を決断する前に、「なぜ日本ではいけないのか」を客観的に分析することが大切だと思います。実際に留学して感じたのは、日本人学生の平均的な学力の高さです。特に理系分野では、必ずしも知名度の高くないアメリカの大学に進学するより、日本の中堅大学の方が学習環境や学生のレベルが高いと感じる場面もありました。もちろん、異文化環境での生活や価値観の違いなど、学業以外から得られる学びは多くありますが、純粋に学問を第一目的とするのであれば、トップ校以外は奨学金を貰わない限りコスパが悪いと感じています。
一方で、私自身のように、日本社会から一度距離を置き、異なる環境で自分を見つめ直したいと考えている人にとっては、アメリカ留学は非常に価値のある経験になると感じています。
⑭ 「総合商社」と「エンジニア職」のどちらを主軸にすべきか悩んでいると聞きました。その思いを教えてください
率直に申し上げると、当初は総合商社と比較した際に、エンジニア職は給与水準が低いこと、また海外の人と働く経験を積みにくい点に不安を感じていました。アメリカで生活した経験から、将来は海外の人と協働する仕事に就きたいという思いがあり、GAFAMなどに進めばそれも実現できたかもしれませんが、自身の実力が及ばなかったのが現実です。その代替案として、海外経験を積めて高い報酬も得られる総合商社は非常に魅力的に映りました。
私が給与を重視していた理由は、3〜4年日本で働いた後にアメリカの大学院へ進学するという目標があり、日系企業のエンジニア職では短期間で十分な資金を貯めるのが難しいと考えたためです。一方で、長い人生を見据えたとき、やりたくないことに1日の大半を費やすよりも、自分が好きで一定の適性がある分野に取り組む方がQOLは高まると考えるようになりました。そうした葛藤を経て、最終的にはエンジニア職を主軸に進む決断をしました。
⑮ US企業の面接と日系企業の面接の違いがあれば教えてください
アメリカでは新卒一括採用がないため、求められる技術レベルは全体的に高いと感じます。特に学生の場合、技術力に加えてリーダーシップ経験や主体的に行動した経験について深掘りされることが多く、そうした点ではアスリートは有利だと感じています。一方で日系企業の面接では、現時点での専門性よりもポテンシャルを重視している印象があり、採用の間口も比較的広いと感じます。専攻に関係なくエンジニア職に挑戦できる点は、選択肢が多く魅力的だと思います。
⑯ 今後のキャリア方針について教えてください
数年間日本で働いてからアメリカの大学院に行き現地就職を目指すか、外資転職を目標にしております。
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