質問リスト(黒塗りあり)
① 年齢(例 20代後半)
- 20代後半
② 性別
男性
③ いつの情報?(例 2023年)
- ██ 年第二新卒入社から現時点まで
④ 現在の職種と仕事内容(特定されない程度にざっくり)
クラウドサポートエンジニア(第二新卒枠入社)
- AWS を利用されるお客様に対して、技術サポートを提供する仕事です。
- お客様から日々起票されるサポートケースし対して、Web/チャット/電話 にて回答を実施いたします。
- シフト制で Early, Business, Late が月毎に割り振られます。
- Early : 7:00 ~ 16:00 (コアタイム : 8:00 ~ 12:00 )
- Business : 9:00 ~ 18:00 (コアタイム : 12:00 ~ 16:00 )
- Late : 11::00 ~ 20:00 (コアタイム : 16:00 ~ 20:00 )
⑤ 現年収(年収の内訳も是非)
940 万円 ( ベース: ██, サインオンボーナス: ██, RSU*1 : ██ )
⑥ 月残業時間
██ 時間
████████████████████████████████████████████████
██████████████████████、柔軟に働くことが可能です。
⑦ どの企業の情報を提供して頂けますか?
アマゾン・ウェブサービス・ジャパン
⑧ 各企業の面接は何ステージに分かれてますか?それぞれのステージで何を評価されていたか教えてください
- 技術テスト
- 実施内容 : ████████への██████が提供され、████████の構築
- 出題から1週間程度の期間が設けられ、その期間の中で任意のタイミングで提出が可能です。
- この段階では██████ができていれば基本的には落とされることはないと思います。
- 技術面接① : ████████チェック
- 実施内容 : ██████████を元にした██質問
- テストの提出後、面接が設定されます。
- ██████を構築するにあたり██████████説明と、██████████の説明に偽りなく分かりやすく十分にできることが重要だと思います。
- 技術面接② : ██████に関するプレゼンテーション
- 実施内容 : ██████████から ██████████を使用した██████の提案
- ████████与えられ、面接までに課題に対して██████での資料を作成します。
- 当該資料を見せながら、██████████のプレゼンテーションを行います。
- ████████での████████をわかりやすく説明することが求められます。
- ループ面接 : OLP に関する面接
- 実施内容 : Amazon のリーダーシッププリンシパルに即した行動面接
- 非技術の面接が複数回(私の際は合計4回)行われます。
- これまでの経験に関してリーダーシッププリンシパルに即した行動が取れていたかを深掘りされます。
⑨ 面接ではずばりどんな質問をされましたか?隠した方が良いところは黒塗りするので、覚えている限り箇条書きでお願い致します
- 技術面接①
- ████████にあたり██████とその内容を説明
- なぜ██████を使用したのか、██████は考えたか
- 改めて見直して、██████には現時点でバグはあるか
- ある場合、どう修正したいか
- その他改善の余地があればそのアイデア
- ██████にあたり██████とその内容を説明
- なぜ██████したのか、██████は考えたか
- 改めて見直して、██████には██████はあるか
- ある場合、どう修正したいか
- その他改善の余地があればそのアイデア
- 技術面接②
- ██████にあたり██████とその██████の説明
- ████████の████████(e.g. ████████)およびその使い分け
- ループ面接
- ████████分かれた経験、その際の振る舞い、その結果
- ██████████行動した経験、その結果
- ██████████行動した経験、その結果
⑩ オファー額を教えてください
720 万円
⑪ AWSに入社してからの大まかな年収推移を教えてください
- 2023年 : 720 万円 ( ベース: 600, サインオンボーナス: 120 )
- 2024年 : 940 万円 ( ベース: ██, サインオンボーナス: ██, RSU*1 : ██ )
- 2025年*2 : ███ 万円 ( ベース: ██, RSU*1 : ██ )
*1 : 2025/01/27 時点のレートにて為替および株価を計算
*2 : 2025/01/27 時点の見込み給与; 2024 年に社内異動をしたため変動する可能性があります。
参考 : ~ 2022 年(入社前) : 500 万程度
⑫ 面接対策でやった事を教えてください。また何を準備すればオファーが出るでしょうか?何を評価されてオファーが出たのかも教えていただければ。
- 技術テスト・技術面接①
- 技術テストで実施した内容は全て文書として手元に用意し、再現可能とするのが良いと思います。
- 面接では自身の提出した内容を確認できず、また面接まで期間が開くため記憶も薄くなります。その際に文書化されていることで齟齬なく回答が可能です。
- 少しでも曖昧な部分は全て調査し答えられるようにしておくのが重要です。
- 技術面接②
- ①と同様ですが、██████████████においては████████に██████を理解しましょう
- (もちろん面接官は知識を備えていますが)██████████で██████を説明できるようになりましょう。
- ループ面接
- 各リーダーシッププリンシパルに対して、エピソードを STAR 形式*で答えられるよう準備をしておくと良いです。
- 非技術者ロールの方が面接担当官となる場合もあります、なるべく平易な言葉で概要を説明できるようになりましょう
* Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)
全面接を通じて、各技術・エピソードを████████████、████、████に説明できることが重要です。
サポートエンジニアは日々業務の中で、██████████████████こちらの██████████████能力が求められているため、面接のみならず入社後の業務においても非常に重要です。
⑬ 世の中にぶちまけたい事があればなんでも
サポートエンジニアというロールは世間一般的にはその後のキャリアプランを考えると評判が良くないロールかと思います。
しかしながら AWS のサポートエンジニアについては技術的に深い調査や、状況に応じてサンプルコードの提供など柔軟に知識を深めていくことができるロールです。そのため社内異動で様々なチャレンジができます。事実私自身も AWS クラウドサポートエンジニアから社内移動で異動を成功させました。
また第二新卒では過去の経歴気関わらず、能力さえあれば採用のチャンスがあります。私自身、前職では本格的な IT エンジニアではない人間でしたが、オファーを獲得することができました。
上記から、プログラミング能力に強い自信がない方や技術営業的経験がない方が外資のテックロールを目指していく上で、ファーストキャリアとして AWS サポートエンジニアの選択肢は個人的にアリだと思います。(生存者バイアスもありますが)
給与も悪くないので、現職に悩んでいる第二新卒の方や、就活に悩んでいる学生の方は是非サポートエンジニアも検討してみてください。
⑭ 評価・働き方について教えてください
基本的に████████████████████の基準となります。
それに加えて██████████████が評価されます。
極論、████████████████████████████をやらず寝てても、趣味のことをしていても何も言われません。(大抵の人は空いた時間は██████████に充てていると名誉のために言及しておきます。)
ワークライフバランスは非常に良いと思います。
有給を取りたい場合でも、基本的に前日までに申請しておけば問題なく取得可能です。(土日勤務の場合は事前の相談が必要ですが、土日勤務は年に一月あるかないかです)
また RTO が全社的に進められていますが、████████████████████████(████████████があります。)
⑮ 社内異動をしたということですが、社内異動のプロセスを教えてください
基本的には外部から移動する場合と大きく変わらない認識ですが、社内用の募集サイトを経由して応募する形になります。私の場合以下のプロセスでオファーを獲得しました。
- ████ ① ( ██████ )
- ████████████が行われました
- ████ ②
- ████████████に関する██████████が行われました
内部から移動するメリットとしては以下のようなことが考えられます。
- Hiring Manager が分かるので事前にメールなどで連絡を取り、1-on-1 を申し込むことができる。
- もし落ちた場合にも、面接結果のフィードバックとして 1-on-1 を依頼することができる。
- 社内サイトから募集部署の業務内容やメンバーなどの情報を得ることができる。
- (特に関係がある部署であれば)日々の業務でコミュニケーションを取る場合もあり、アピールできる。
⑯ サポートエンジニアから異動が可能なロールにはどのようなものがありますか
基本的には絶対になれないロールというものはない認識です。( ███████████ が求められる場合にはその限りではないですが )
なりやすいロールとしては Solution Architect (SA), Professional Service (ProServ), Technical Account Manager (TAM) などが挙げられます。SA や TAM などは日々の業務で関わる場合もあり、コネクションが作りやすいです。また社内異動を██████として、██████████████████などもあり、████████████████を経由して異動した方達もいらっしゃいます。そのため、 SA/ProServ/TAM ロールへの異動については██████████████ことで十分に可能かと思います。
Software Development Engineer (SDE), System Development Engineer (SysDev), DB Engineer (DBE) などではそういったプログラムはないものの、サポートエンジニアとして担当サービスの SDE とやり取りをすることもあり、その経験を元に異動される方もいらっしゃいます。また、最近では██████████████████████████████████████、そのような経験を元に移動することも可能だと思います。
⑰ 異動をすることで給与の変動はありますか?
詳細は把握していませんが、地域・ロール・等級により給与が決定されます。
ただ Amazon では RSU を含めた現時点の給与でベース給与が決定するため、2 年前から大幅に株価が上がっていることもあってか、国内異動の私はほとんど変動がありませんでした。
⑱ サポートエンジニアのメリット・魅力を教えてください
その他の Sales Role (SA/ProServ/TAM) よりもより深く AWS サービスへの検証を行うことができます。メンバーそれぞれに AWS アカウントが割り振られ、特に制限なく使用することが可能です。(あまり使用料が高いと怒られますが)
また上述の通りノルマさえ達成していれば好きに時間が使えるため、AWS サービスを使って好き勝手に検証を行えるのが何よりのメリットだと思います。
また、サポート業務の中で担当サービスの SDE とやり取りを行うこともあります。基本的にメッセージでのやり取りとなるため、Listening/Speaking に自信がなくとも日々英語を使った業務が行えます。
また、上述の通り多くのチャンスがあり、自分から動けばサポート対応のみならず様々な挑戦ができます。慣れてしまえば業務を片手間にハンドリングしつつ、業務時間内に自分のやりたいことに力を入れられる点がその他のセールスロールにはない魅力だと思います。
⑲ サポートエンジニアが向いている人を教えてください
技術的検証が好きで、ソフトスキルに秀でた方です。
サポートは主に以下の手順で一つのサポートケースを対応します。
- 様々なレベル感のお客様のお問い合わせから、ヒアリングを介して本当にお客様が困っていることは何かを探る
- お客様の課題に対して、技術的な調査を行う
- 調査結果を元にお客様に対して回答を実施する
この中で、2 についてはエンジニアリング知識を元に、技術的に正しい結論を導き出す必要があります。一方で 1,3 ではエンジニアリング知識とは別に、お客様に対してご理解・納得感のある対応を実施する必要があります。
時には技術的な観点から、お客様側の不備の指摘が必要な場合もあり、その際にお客様の温度感を上げないようなハンドリングが求められます。
上記の観点から、お客様と円滑なコミュニュケーションができるソフトスキルが技術の次に求められます。そのような対応を苦痛に感じない方がサポートには向いていると思います。
⑲ AWSのサポートエンジニアとして面接(第二新卒レベル)において求められる技術レベルはどの程度だと思いましたか?
新卒・第二新卒レベルに限って言えば、求められる技術レベルはそれほど高くないと思います。
2 回の技術面接どちらにおいても、準備の期間が十分に与えられた上で課題に取り組むこととなるので、その課題に関する知識を備えていなくとも、準備期間において調査することで回答が可能です。そのため、極論を言えば IT 知識が 0 の状態からでも準備期間を利用して回答に辿り着くことも可能だと思います。
具体的なレベル感でいえば、応用情報技術者試験に合格し理解できているのならば最低限必要な知識は備えていると考えて良いと思います。
一方で面接においては調査で得た答えが技術的に正しいか、論理的に整合性が取れているかが非常に重要視されるので、正しく一次文献を調査し理解する能力および、網羅性の高い検証能力が求められます。
以上のことから、現時点で備えている知識レベルについては高い能力は求められないものの、新規・未知の領域に対して早く正しい知識に辿り着くための調査・検証能力についてはある程度のものが求められると思います。
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