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新卒メガベン就職日記(LINEヤフー、Sansan、freee、DMM等)

質問リスト(黒塗りあり)

① 年齢(例 20代後半)

20代中盤

② 性別

男性

③ いつの情報?(例 2023年頃)

2025年頃(26卒)

④ どの企業の情報を提供して頂けますか?

LINEヤフー、Sansan、freee、DMM、サイボウズ

⑤ 各企業の面接の詳細(質問内容、ステージ数等)と落ちた・受かった要因について教えてください

LINEヤフー
コーディングテスト→一次面接→二次面接(不合格)
 
コードテスト
trackを使ったコーディングテストで、問題数は2問です。1問目がアルゴリズム問題で、████████でした。制限時間は2時間でしたが、個人的には少し時間が足りませんでした。2問目が████████を行う問題で、制限時間は48時間でしたが██████████████時間ぐらいで提出しました。
正答率は、1問目が██%、2問目が██%でしたが、それでも突破できたので、満点を取らないといけないわけではないと思います。またテスト前に、██████████████████████████████を見て、Tipsを把握した上で受験したのが良かったと思います。そして、██████████いたと思いますが、████████████がかかるので、事前に█████████████しておいたことも良かったと思います。
 
一次面接
面接官は2人で、LINE側・ヤフー側の部長クラス(?)のエンジニアが1人ずつでした。
最初に████████████████を行った後、その内容に関する質問が3問ほどあり、なぜ██████を持ったのか、████████████████、などについて聞かれました。
それが終わると████████が始まります。████というサービスを使用して、██████の設計を行いました。████████████について説明され、それを満たす██████████を行っていく流れで、自分が行った設計をもとに、さらに深掘りされていきます。
 
具体的には、以下のような質問がありました。
  • ██████████・████は?(██████)
  • ██████
  • ████████████████で、████████████、どうする?
 
██設計と██設計の知識が必要で、████████████あると尚良いと思います。一次面接の大半は████████なので(私の場合は45分)、合否はほぼ██████████で決まると思います。
 
二次面接
面接官は、██████(██████)を統括しているエンジニアと人事の2名でした。
一次面接と同じスタイルで、████を行いました。████の内容について深掘りがあると聞いていたので、████████████████に聞かれると予想していましたが、↓のようなそれ以外の質問も多かったです。
  • ██████████が高そうなサービスは?
  • その██████████にどうやって解決する?
  • 一番得意なライブラリは?
  • ██████████を読んだことがあるか?
  • ████████は何ですか?
 
また、████████████を問う質問として、████████についての質問が2問あり、それぞれについて2段階の深掘りがありました。具体的には、██████████?という質問の後に、████████?という質問が来ました。
LYは、面接官もCSの基礎力を大切にしていると言っていましたし、選考を通して、████████の知識がないと厳しいだろうなと感じました。
 
落ちた原因
実力不足と場数不足が原因。実力不足に関しては、面接官からの技術的な質問に対して、1回目の深掘りには対応できても、2回目の深掘りに対応できない場面がありました。
例えば、██████████████████と伝えると、「██████████を教えてください」→「████████████████を知っていますか?」→「████の内部実装について教えてください」という流れで深掘りされ、自分で言ったことに対して質問が来るのは仕方ないですが、そこまで聞かれるのか、というのが正直な感想でした。
場数不足については、面接で聞かれそうな経験について深掘りはしていましたが、想定していない角度からの質問がいくつかあり、上手く伝えることができなかったです。面接を重ねていくことで、エピソードの伝え方や、面接でのパフォーマンスが向上していくと思うので、志望度の高い企業を受ける前に、志望度の低い企業を受けて面接の練習を行なっておけばよかったと感じています。

Sansan
コーディングテスト→一次面接(不合格)
コーディングテスト
LeetCodeのEasyレベルの問題。5-10分ぐらいで解き終わる簡単な問題でした。
 
一次面接
█████████████████████████について最初に聞かれ、それについての深掘りがメインでした。私の場合は、██████████と答えたので、█████████████聞かれました。████████████████████に関する質問もあり、付け焼き刃の知識では対応できず難しかったです。
 
落ちた原因
LINEヤフーと同じく、実力不足と場数不足。

freee
コーディングテスト→一次面接→二次面接→最終面接(不合格)
コーディングテスト
HireRooで行われるコーディングテストです。LeetCodeの██████レベルの問題が2問でした。説明会では、██████████が出ると言われました。
 
一次面接
█████との面接でした。個人開発と長期インターンでの経験の深掘りのほか、普段の勉強方法や就職活動の軸について聞かれました。
また、選考を通して、████████████████████を大切にしている印象を受けました。█████を測るために、ど████████████████████をしたいか、それが██████████という視点での質問がありました。
 
二次面接
以下のような質問がメインで、技術面での深掘りはあまりありませんでした。
非情報系からエンジニアを志した理由、Web開発に興味を持ったきっかけ、今勉強していること、理想のエンジニア像、志望動機など。
 
最終面接
freeeは最終面接官が何人かいるらしく、freeeに新卒入社したエンジニアとの面接でした。
個人開発や長期インターンでの経験、勉強方法、理想のエンジニア像などについて聞かれました。また████████████████████████████████についても深く聞かれた印象です。
 
落ちた原因
面接の最後に面接官からフィードバックをいただいた時に、「██████████████████けど、██████████████████████を引き出せたかどうか不安」というニュアンスのことを言われました。質問に対して回答する際に、██████████████████を設けようとしましたが、そこを████████████████アピールできなかったことが落ちた原因だと考えています。
また、技術的に難しかったエピソードを話す際にも、████████████████も交えて伝えることができれば一緒に働くイメージを持ってもらうことができたのかなと思います。
最終面接以外では評価いただけていたので、大変悔やまれます。

DMM
一次面接(不合格)
 
一次面接
以下の質問がありました。
  • ██████████の方法?
  • ██████している?
  • 技術の習得で壁にぶち当たった時はどうする?
  • ████████ではメンターがいるか?
  • 3年後どんなエンジニアになりたい?
 
落ちた原因
分からないです。

サイボウズ
一次面接(不合格)
 
一次面接
個人開発や長期インターンでの開発経験について、満遍なく質問されました。質問内容としては、難しすぎず簡単すぎない内容で、今振り返るとすごく質問の仕方が上手い面接官だったなと感じます。
 
  • 個人開発でこだわったこと、難しかったこと
  • なぜAテーブルとBテーブルを分割したの?
  • AテーブルとBテーブルのリレーション
  • 技術選定の理由
 
落ちた原因
圧倒的な実力がなかったことと、企業とのマッチ度があまり高くなかったことが原因だと思います。

⑥ 受かった企業のオファー額を教えてください

514万円+賞与
 

⑦ ご自身のエンジニアの就活におけるスペックについて特定されない範囲でおねが

非情報系学部出身で、独学でプログラミングを学習してきました。就活開始時点でのスペックは以下です。
  • 学習開始から1.5年
  • Webエンジニア長期インターンを1年弱
 

⑧ 全部で何社受けて、何社最終面接、何社オファーまで行きましたか?

辞退1社を含めて、全部で16社ほど受けて、最終面接が3社、2社オファーまで行きました。InterviewCatのサカモトさんに相談してから半年以上内定までかかりました。
 

⑨ 面接対策でやった事を教えてください。また何を準備すればオファーが出るでしょうか?何を評価されてオファーが出たのかも教えていただければ

面接対策としては、一般的な就活対策としての自己分析と企業調査、そして開発経験の整理を行いました。
オファーを得るためには、コーディングテストを突破しないと面接にすら進めないので、コーディングテスト対策は必須です。面接では、個人での開発経験のエピソード(個人開発、OSS、ハッカソンなど)×2、長期インターンでのエピソード×2ぐらいあれば、安心かなと思います。
評価されたポイントは、長期インターンでライブラリ導入を主導した経験など課題の発見から解決までオーナーシップを持って取り組んだ経験、エンジニアとしての成長速度と成長意欲、CSの基礎力、ソフトスキル、など。
また、AIツールの活用姿勢も評価いただけたと感じています。個人開発でClaude CodeなどのAIツールを導入し、カスタマイズを行うなどこだわりを持って使っている点、AIツールのメリット・デメリットを理解して活用している点などについて、面接官と対等に話すことができ、良い印象を与えることができたと感じています。
 

⑩ 就活の面接を通しての反省点やあれをしておけばよかったなと思う点があれば教えてください

就活開始当初に、予想質問を用意してそれを暗記しようとしていたのですが、これをすると時間もかかるし、聞かれていないことも答えてしまう危険性があるので、これまでの経験を頭に入れておいて、それを棚卸して話すと良いと思います。実際、この辺りに時間をかけすぎて、就活が長期化したり、技術的成長が少ない数ヶ月になってしまったので、丸暗記はやめた方がいいです。
また、面接中にエピソードを伝える際に、長々と話しすぎないことを意識していたこともあり、面接官からの質問に対して、端的に答えすぎていたことがあり、自分の持っている経験をうまく伝えきれていない場面があったと反省しています。例えば、面接官からの質問に対して、「その通りです」だけ答えても面接官もそれ以上聞くことがなくなってしまうので、聞かれてないことを話すのは良くないですが、自分の活動、アピールポイントは全部話すぐらいでもよかったのかなと思います。
「長期インターンで技術的に難しかったことは?」という質問に対して、純粋に技術的に難しかったことだけを話し、ソフトスキルをアピールしなかったことは、もったいなかったと感じています。技術的に難しかったエピソードの中で、その時のチームでの立ち回り方やチームワーク力を発揮したエピソードも組み込むことで、一緒に働くイメージを持ってもらいやすくなるのかなと思います。実際、そこを意識してから、面接での評価も良くなったと感じています。
非情報系からエンジニアを目指す場合には、CSの理論部分の学習はそこそこにしておいて、個人開発、長期インターン、OSS活動など目に見える活動をした方が国内の就活では良い結果が出ると個人的には思います。ただ、ネットワーク、DB設計は就活でも聞かれることが多いですし、エンジニアとしても必須の知識だと思うので、この辺は最低限しっかり習得しておく必要があると思います。
また、個人開発で、基本的なCRUD操作を行うプロジェクトをアピールしましたが、解決する課題の規模間が小さく、面接官にアピールしきれなかったように思います。今からやり直すとすると、実際にプロダクトをリリースして、ユーザーからフィードバックをもらうところまでやりきりたいです。そこまでやると、他の学生と差別化でき、面接官にも良い印象を与えることができると思います。
 

⑪ 選考中に感じた企業のイメージについての感想を教えてください

LINEヤフー
█████を大切にしているイメージが強く、新卒採用でも██████████を取り入れている数少ない企業。面接官が「███████████████」、「████████████████████」と言っていたのが印象的でした。
また、面接官がLINE側のエンジニアになるか、ヤフー側のエンジニアになるかで、選考難易度が異なるのでは?と感じています。
 
Sansan
技術力が求められるイメージです。不採用で一番納得した企業ですし、面接官も話しやすかったので、魅力的な企業だと思います。
 
freee
いい人が多く、採用にすごく力を入れているイメージです。各面接後に人事面談が行われ、面接のフィードバックや次回選考のポイントを教えてくれます。最終面接で落ちた人を自分以外にも知っていますし、1次・2次同様、技術的なことを聞かれるので、最終だからといって油断できないです。
 
DMM
技術的な質問はなかったにも関わらず、最後にフィードバックをもらった時に、長期インターンでリーダーシップを発揮した経験があったり、技術的にもう少し深い部分が理解できていると良いと言われ唖然としました。話しやすい雰囲気ではあったが、面接官からの質問の意図や評価軸が分かりづらかったです。もう受けないです。
 
サイボウズ
面接中に相槌をあまりいただけず、話しにくい雰囲気でした。他社に比べて面接中の雰囲気やコミュニケーションのトーンが落ち着いていたので、落ち着いた雰囲気の人が多い企業なのかなと思いました。
 

⑫ これから就職活動をするエンジニア志望の学生へなにかアドバイスがあれば

ここ数年で、新卒エンジニア就活が難化していると思うので、戦略的に行動していくことが必要だと思います。実際、就活をしてみて、5-10年前のように、ほぼ未経験の状態や、プログラミング歴半年ほどでメガベンチャーに行くというのは、かなり難しいのでは?と感じました。また、「新卒はポテンシャルを重視する」とエンジニアの先輩方から聞いていましたが、要求されるポテンシャルの高さが想定より高かったので、ポテンシャルという言葉の解釈には注意が必要だと思います。ポテンシャルを証明するためには、長期インターンや個人開発、OSS活動などの経験が必要で、それらをただこなすだけだと面接で表面的なことしか語れないので、戦略的に活動し、成果を作っていく必要があると思います。
特に、非情報系学部出身の学生としてエンジニア就活してみて、CS基礎や実務経験、実務経験を積むための開発経験、そしてコーディング試験対策など、揃えることが多い上に、面接での深ぼりにも対応できる知識を身につける必要があり大変でした。そして、それらを習得するための具体的かつ効率的な学習ロードマップが分からない点も苦しかったです。もう少し戦略的に経験を積めれば、もう少し良い結果になったのかなと感じています。
非情報系の学生として、ゼロからもう一度やり直すとすると以下のようなステップで行動したいと思います。できれば2年前(最低でも1年前)には取り組みたいです。
  1. プログラミングの学習
  1. Web開発の学習
    1. 「Webを支える技術」を読む
    2. Udemyを使ってハンズオンでWeb開発を学ぶ
  1. 個人開発しながら、API設計・DB設計を学ぶ
    1. CRUDを実装したアプリを自分で作ってみる。(この段階ではリリースできてなくても良いと思う)
    2. 「達人に学ぶDB設計徹底指南書」を読む
    3. 余裕があれば、「Web API: The Good Parts」も読む
  1. コンピュータサイエンスの基礎の学習と長期インターンへの応募を行う
    1. アルゴリズムとデータ構造(Coding InterviewCatでいう配列・文字列の分野を重点的に学習)長期インターンでコーディングテストが必要な会社もあるので、優先的に行う。
    2. 「ネットワークはなぜつながるのか」を読む
    3. 余裕があったら、マスタリングTCP/IPを読んだり、OSやセキュリティも。個人的には自作OSを作りたかったなと思います。
  1. 長期インターンで開発経験を積む
  1. 志望企業のサマーインターンに参加
  1. 本選考(本選考までに個人開発したプロダクトをリリース or OSS活動をする)
コーディングテスト全般でいうと、LeetCodeで対策を行っている人は、trackでコーディングテストを受験する前に、標準入力・標準出力のスタイルに慣れるために、AtCoderで練習しておくとよいと思います。
AIコーディングアシスタントツールを使っているか、新卒就活でも聞かれることが多くなったと感じています。AIツールの使い方のこだわりと、AIツールのメリット・デメリットも大体セットで聞かれるので、この辺りも意識しながら、日々開発できると面接官に良い印象を与えることができると思います。
非情報系からでも戦略的に行動していくことで、内定獲得は可能だと思うので、頑張ってください!応援しています!

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