経験の抽象化
ここまで書いてきた私の経験ですが、あくまで一例でありこれらの行動に再現性がないかもしれません。また私の場合は転職した時期もコロナ禍で転職活動を進めやすかったのもあります。ですが実際私が積んだ経験というのは年数に比べてかなり希望職種とは遠いものばかりで、かなり不利だったのは間違いないと思います。その中で得た経験をどう表現すればSWEの仕事につながるのかばかり考えていました。その作業は私の経験をひたすら抽象化してSWEの仕事と結びつける行為だったわけですが、正直に言えばどの仕事も抽象化すれば必ずつながっているところがあり「活かせない」ことは何もないと感じました。
そしてその抽象と具体を行き来した思考の経験は偶然にもソフトウェアエンジニアリングにおいて重要な能力だったと後から気がつきました。伝えたいことは、どんな経験も必ず活かせるものがあるはずでして、その表現を変えることで選考の通過率は大幅に上がる気がします(おそらく)。
そして抽象化をし続ける訓練をしていると自然と「この経験を積むともっとあの仕事につながりやすいのでは」というのが想像しやすくなり、自分のキャリア形成が前よりやりやすくなると思います。少なくとも私が経験してきた中でお話ししてるだけなので、これより上の経験でどうなるかは正直わかりません。ですが無駄にならないことは間違いないと思っています。
抽象化の力は持ってる人と持ってない人では見える世界が全く違うようです。これは私も以下の本を読んでから知り、抽象的な考えが少しずつできるようになってから実感しました。もしご興味があれば読んでみてもいいかもしれません。
楽天ブックス具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ
具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ
細谷 功 | 2014年11月27日頃発売 | 永遠にかみ合わない議論、罵(ののし)り合う人と人。その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。動物にはない人間の知性を支える頭脳的活動を「具体」と「抽象」という視点から読み解きます。具体的言説と抽象的言説のズレを新進気鋭の漫画家・一秒さんの四コマ漫画で表現しています。序 章 抽象化なくして生きられない第1章 数と言葉 人間の頭はどこがすごいのか第2章 デフォルメ すぐれた物まねや似顔絵とは第3章 精神世界と物理世界 言葉…
最後に
今回たまたまサカモトさんのプラットフォームにこうして寄稿する機会をいただき、とても感謝しております。私自身自分のキャリアはかなり特殊だとは思っていて、誰かにとっては参考になるかもと思ってはいたのですが、どういうふうに展開すべきかがわからずずっとそのままにしてました。ですがサカモトさんにこの原案を持って行った時「需要があると思います」と率直に言っていただき、書いてみようという気になって、今に至っております。
何度も言いますがこれはあくまで私の経験であって、たまたまが連続した場所も多かったです。ですがその中でも試行錯誤した結果、今は良質な環境で仕事をさせてもらってとても毎日多くを学ばせてもらっています。
サカモトさんがSNSでメガベンチャー企業での経験に価値があることをずっと言ってて、中にはそれに対する批判や反論も見受けられますが、私は体験して思うのはメガベンチャー企業で働くことは一生の財産だと思っていて、サカモトさんの意見は間違いないと思っています。特に今の会社に入ってから対外的な自分の価値が大きく変わり、普段知り合う人に会社名を言った後の反応、そこから話を聞いてくれる確率、そして実際に転職サイトなどでのスカウトの数と質も大幅に変わりました。なのでエンジニアとして働くのであれば人生のどこかでメガベンチャー企業に入っておくことは有利になる場面が多いと思います。
そのメガベンチャー企業に入るためのサポートをいろんな角度から実施されてるサカモトさんのサービスは、他の転職サポートと比べても実践的でとても勉強になるので、本当にすごいと思っています。
何が言いたいかというと、こういう機会を頂けたことに感謝しています。
そしてこのサービスをフル活用して私自身もキャリアアップさせてもらいたいと思います。(現時点では現職でもっとスキルアップさせてもらう予定)
ここまで長文にお付き合いいただきありがとうございました。
何かありましたらぜひコメントをいただけますと幸いです。