コーディング面接では、Can I start coding now?と必ず聞く
コーディング面接の一般的な流れとして、まず問題の解法やアルゴリズムの方針を説明し、その妥当性について面接官と意見交換を行ったうえで、コードを書き始めることが多いです。その際、「Can I start coding now?」と面接官に尋ねることを習慣づけると、大きな利点があります。
理由としては、面接官から解法に関する有用なフィードバックを得られる可能性が高まるためです。具体的には次のようなケースが考えられます。
- 回答がYesの場合
解法がほぼ正しい、あるいはほぼ完成しており、大きな修正が不要と判断された。もしくは時間的制約から大きな修正は難しいため、まずはコードを進めるべきだと面接官が考えている。
- 回答がNoの場合
解法に抜け漏れや矛盾がある可能性が高く、かつ修正する時間が残っているために修正を促している。
このように、「Can I start coding now?」と尋ねる行為そのものがコミュニケーションの一環となり、面接官の考えや期待を的確に把握するための貴重な機会となります。
1. 要件・要求事項の確認
1-1. 要件を改めて確認する
- Let me clarify the requirements.
- 意味: 要求事項を確認させてください。
- 状況: 面接官から説明された問題や仕様が少しでも曖昧に感じられた時に使う。
- 例文:
- 🇺🇸 "Let me clarify the requirements. Should the output format be JSON or XML?"
- 🇯🇵「要求事項を確認させてください。出力フォーマットはJSONとXMLのどちらですか?」
- If I understood correctly, the goal is to __, right?
- 意味: 正しく理解していれば、目標は__ということですね?
- 状況: 相手の説明を自分の言葉で要約して確認するとき。
- 例文:
- 🇺🇸 "If I understood correctly, the goal is to improve query performance by caching results, right?"
- 🇯🇵「正しく理解していれば、クエリ性能を結果のキャッシュにより改善することが目標ですよね?」