はじめに
はじめまして!😊
これを読んでいるということはエンジニアの新卒就職、インターン獲得、外資系への入社、などなどに興味を持ってくれたんだと思います。そんな方々に少しでも有益な情報を得てもらいたいと思いこの本(実際には本ではないですが、本のつもりで書いているので今後はほんと呼びます)を書いています。
3年前まで自分はエンジニアとしてなんとなくの目標はあったものの、実際にどうすれば自分の希望する企業に就職できるか、ましてや外資系の企業にエンジニアとして入れるかまでは想像すらついていませんでした。そこである日、「外資系エンジニアになるためには」ということを調べているとサカモトさんのアカウントを見つけました。(まだ当時はアイコンがイラストじゃないときでした笑)DMでキャリア相談が無料って書いてあったのでとりあえずDMしてみました。その時のツイートです↓。
2022年の8月末なので大学院1年目の頃です。この頃はあんまり外資系のことについて詳しくなく、どうすれば自分のスキルを評価してより良い待遇をもらえるかを模索している時期でした。相談の内容からして全くエンジニアの新卒マーケットについてわかってないのがバレバレですね😂
外資系の方が給料が圧倒的にいいことは知っていたけど、どうすればそこに手が届くのかが全くわからなかったし、そういう情報も探してもちょっとしか出てこなかったです。学生エンジニアとしてはまずまずの評価をもらっており、「新卒だから」を理由に他の自分より経験の少ない学生と横並びでスタートさせられるのが悔しく色々と道を探している時期でした。サカモトさんからの返信はそんなに長いものではなかったですが、自分のモチベーションを上げるには十分でした。この相談をきっかけに外資系への憧れは強くなりました。(今考えると就職の面接受ける直前までこのレベルの知識ってやばいですね笑)
時は過ぎ、2023年4月に自分は外資系の企業にソフトウェアエンジニアとして入社することができました。サカモトさんの活動はずっとみていたし、どんどん大きくなっていくのをすごいなと思ってみていました。その中で新卒の就活を経験した身として、もっといいエンジニアが育つような活動をしたい!、自分の相談に無料で乗ってくれたサカモトさんのようにエンジニアのコミュニティに何か還元したい!、新卒のエンジニア就活をより良いものにしたい!、評価されるべき学生エンジニアが評価されてほしい!と思うようになりました。そこでこのInterviewCatの募集に応募し、自分の経歴を面白いと思ってくれたサカモトさんにこのような機会をもらいました。
日本の新卒エンジニアに関する情報は残念ながらまだ少ないです。その中でごくわずかですが、サカモトさんのようにアドバイスをしている方もいます。ただ、なんだかそういう人って雲の上のような存在の気がしませんか?それってその人たちがそもそもつよつよのエンジニアだからできるんだ!って思ったりしません?自分は思います。だからこの本では自分の経験や考えを事細かに書いて、エンジニアが新卒で外資系企業に入るまでを包み隠さず晒そうと思います。「こうすれば外資に入れる!」「このロードマップを辿ればメガベン無双できる」というようなアドバイスは書きません。なぜなら自分がこの本を買うとしたら欲しい情報はそういったことじゃないからです。自分はこういうことをしたという体験談を書いて読者の皆さんに今後どうしていけばいいかのヒントを与えてあげることがこの本の目標です。論より証拠の精神です。
もちろん就活だったり面接のTipsもできる限りは盛り込みます。ですが、私は実力のないエンジニアが小手先のテクニックだけでいい企業に入れるとは思っていないし、入って欲しいとも思っていません。これを読めば自分が何をすればいいかがわかるようになる、ということでもありません。あくまでもこれを読むことで評価されるエンジニアになるためにはどうすればいいかのヒントを得て欲しい、評価されるべきエンジニアがコツをつかみ自分をアピールできるようになって欲しいという趣旨で書いています。「これさえすれば受かる!」みたいなものにみんな飛びつきがちでそういうコンテンツが売れるのは承知の上ですが、そんなものはないのであえてここで宣言しておきます。
何が書いてあるか
目次を見てもらえれば大まかに何を書いてあるかがわかると思いますが、この本を読むに値するかを判断してもらうために何が書いてあるかを少し説明しておこうと思います。
この本は大きく分けて3つのパートがあります。
- 🧑🎓未経験の大学生がインターンを獲得し、新卒として外資系企業に就職するまでの話(事実ベース)
- 自分の経歴全て晒しています。(めちゃくちゃ個人情報も入ってます笑)
- できるだけ再現性を高められるようにどうインターンを獲得したかなど事細かに書いています。
- 実際に自分が使用していた資料やResumeも公開しています。
- インターンの条件面を含めた詳細も書いています。(Inside storyのようなものです)
- 🏫大学卒業後の進学としてArizona State Universityを選んだ話(事実+主観)
- 入学するまでの経緯、実際に入学してみて、授業のレベル感、入学のハードルなどについて書いてます
- 💡就活、面接のTipsや外資系企業と日系企業の違いについて(主観ベース)
- 様々な企業を受けてきた経験からコーディングテストの模擬テストを作ってます(予定)。コーディングテストのレベル感を確かめるために使えます。
- 面接で評価が高かった経験や自分の価値観などを書いています。新卒だからではなく全てのエンジニアに共通して言えることを書いています。
- 外資系企業の価値観が日本の価値観とどのように違うかについて書いています。
- 今の会社がどんな会社か書いてあります。
この本に含まれないこと
- 英語の学習について
- 私はアメリカの帰国子女です。英語はそもそもできるのでこの本では全く英語の学習については書かれていません。(帰国子女というアドバンテージはあるものの、おそらく誰よりも多く日々英語の勉強はしています。)
- English InterviewCatをご覧ください。
- とはいえ少しはTipsはあります。
- こうすればいい企業に入れるといった小手先のテクニック、ロードマップなど
- 「はじめに」でも書きましたが、そういったことはこの本の趣旨とは違います。
- こうすればいいと思うという私の主観は入っています。ただ、参考程度で留めておいて欲しいです。
- 50の実力を持った人が面接で100のパフォーマンスができるようなテクニックはありません。
- 10の努力をすれば10の実力がつくように努力の方向を示ればいいなと思います。
これを読む価値があるのは誰か
- 新卒エンジニアとして就活が控えている人
- 面接の対策や企業選びに役立ててもらえると思います。一番即効性があるのは
- 就活はまだだが大学生でエンジニア志望の人
- この本を読んで一番再現性があるのは大学1、2年生(大学院志望の学生なら3、4年生も)の学生だと思います
- 外資系企業を目指す人
- 新卒であれ転職であれ面接で評価されるポイントは同じです。外資系企業の価値観がどのようなものか自分の主観ですが書きました。きっと面接で役に立つはずです。
- 外資系企業にいると他の会社の噂も回ってきます。そういったことについても知っている限りで書きました。
- 新卒エンジニアの採用担当
- 意外と採用にこの本は役に立つのでは?と思っています。新卒エンジニアの採用が難しいのはエンジニアをしていると分かります。新卒のエンジニアが何を考えて就活をしているか、という視点を理解できればきっと採用に活かせるんじゃないかと思います。
- 周りの学生とは違う経験値をつけたいエンジニア以外の就活生や大学生
- エンジニアは他の職種とは違う特別な職種として扱われることが多いですが、就活やインターンで求められることは共通している部分があります。必ず参考になる部分があるはずです。
- アメリカのオンライン大学院に興味がある人
- 実際に入った人の情報はあまりありません。実際に在学している人の話は参考になるはずです。
自己紹介
LinkedInとGitHubにある自己紹介を読んでもらえればどんな人かがわかると思います!
LinkedIn
自己紹介
Twitter
受けた企業
学生の時に受けた企業、行ったインターンは以下のとおりです。
本選考
- cookpad (1次で辞退)
- LINE (コーディングテスト落ち)
- Raksul (最終前に募集終了)
- AWS (課題を提出してない)
- サイバーエージェント (最終前で辞退)
- CADDi (コーディングテスト落ち)
- mixi (1次落ち)
- レバレジーズ (2次で辞退)
- 楽天 (オファー)
- サイボウズ (オファー)
- PKSHA (カジュ面だけ)
- DeNA (1次落ち)
- ドリコム (覚えてない)
- エブリー (覚えてない)
- Speee (覚えてない)
- Slalom (オファー)
インターン
- ミツモア (2年)
- マネーフォワード (2週間)
- バイセル (1週間)
- 楽天 (2ヶ月)
- リクルート (1ヶ月)
- アルファドライブ (1ヶ月)
- CTW (1day, 本選考はSlalom入社で辞退)
- Palantir (第2ラウンドでhiring freeze)
- メルカリ (オファー出たけどSlalom入社で辞退)