これらは経験を深ぼっていく、ポジションのマッチングを見る中で質問されることを想定しているので、ここに書いてある質問内容をすべて答えられるようになる事はゴールではありません。皆さんの状況次第で変わってくるので、自分の仕事を棚卸しする中であったり応募ポジションごとに該当しそうな質問を備えておきましょう。
知識系のクイズとしていきなり出される事もありますが、それより経歴の深堀りの中で出てきた質問に答えられる方が大事です。
典型質問・行動面接
🚦 Important
プロジェクトのシステム構成を教えて下さい
回答のヒント
これは事前に用意可能なので必ずやりましょう。まずは全体を答えて、その後の自分が担当している箇所に集中するとよいです。ここから技術選定の理由など他の質問に発展する事があります。理解が曖昧なところがあれば必ず調べる事をオススメします。
🚦 Important
何故この技術を選択しましたか?
回答のヒント
最頻出の質問です。第三章 メガベンチャーの面接対策 でも解説していますが、技術選定において大事な事は論理的な説明ができるかどうかです。「なぜその技術を選んだのか?」を明確にし、その背後にある仕組みや代替案との比較を含めて説明できるようにしておきましょう。またその時に行われた具体的な議論なども付け加えられるとな尚よしです。
また、この質問はどこからでもフォローアップで聞かれます。「プロジェクトのシステム構成を教えて下さい」「最も難しかった(自信のある)プロジェクトを教えてください」から追加で聞かれる事が多いです。
🚦 Important
最も難しかった(自信のある)プロジェクトを教えてください
回答のヒント
技術的課題でも期限やリソースの問題でも何でもよいですが、何が難しいのか相手に伝わりやすい内容を選んでください。理解に対してビジネスドメイン知識が必須だと何故それが難しいのかが理解できない場合があり、評価できない可能性があります。典型例では「締め切りがタイトなプロジェクトをどうやって間に合わせたのか?」「パフォーマンスのボトルネックになっていた課題をどうやって解決したのか」などが考えられます。